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津山ホルモンうどん

  • 津山ホルモンうどん
伝統グルメ

新鮮さが命のホルモンは遠方に出荷することが難しく、「放るもん(捨てるもの)」として捨てられることが多かったと言われています。津山には食肉処理場があり、昔から新鮮な牛肉やホルモンが手に入る土地柄だったため、ホルモンを使った料理が発展したと考えられます。
「津山ホルモンうどん」を提供するには、「国産牛のミックスホルモンを1人前に80g以上入れること」「基本的に味噌、醤油系のタレで味付けすること」「大型鉄板で調理し、焼きうどんとして提供すること」といった条件を満たすことが必要です。

生まれた歴史背景

戦後まもなく、牛ホルモン焼きを食べた締めにうどんを入れて食べたことが始まりと言われる。ただし、その時代には店内に「ホルモンうどん」というメニュー表示はなく、裏メニュー的な存在だったよう。現在でも、鉄板焼き店など市内約50の飲食店で提供されている。
【津山で牛肉がよく食べられている背景】※ホルモンうどん、干し肉、ヨメナカセ、煮こごり、そずり鍋共通
705年に津山で牛馬の市が開かれたという記録が残っており、津山地域は古くから牛馬の流通拠点でした。また、肉食が禁止されていた明治以前でに、「養生喰い(薬として食べる・健康のために食べること)」が認められていたと言われています。明治12年に当時の陸軍がまとめた全国主要物産には、東南条郡川崎村(現在の津山市川崎)の牛肉が掲載されており、津山の牛肉は全国的に有名だったようです。勝山に疎開した作家・谷崎潤一郎が津山の牛肉ですき焼きを食べたというエピソードも知られています。戦時中という、なかなか肉の手に入らない時代であっても津山では牛肉を手に入れることができたということがわかります。

食べられる地域

  • 津山市

食べられる季節

通年

食されるシーン

日常的に食される

主な食材

  • 牛ホルモン
  • うどん
  • 玉ねぎ
  • 長ネギ等の野菜
  • タレ

このメニューにあうマリアージュ

津山ビール(ケルシュ)

飲みやすく、飽きない定番のビールです。国際ビール品評会「ワールド・ビア・チャンピオンシップ」(2007)で、最高評価の金メダルを受賞。
味わいの特徴
華やかな香りが広がりホップがきいたすっきりした味わい。
アルコール度数
5%

ペールエール

地元酒蔵(御前酒蔵元辻本店)の酒粕を使用しています。日本酒の要素を入れつつビールの原料・製法と融合させてみたことで普段のビールの味とは違う濃厚な味わいに、さらに日本酒の様に熟成変化していく味わいも楽しんでいただけるクラフトビール。
味わいの特徴
ほのかに甘い果物系のアロマフレーバーで、ほうじ茶の旨味とコクが優しい味わいを楽しませてくれる。
アルコール度数
5.5%
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